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消波ブロック製作・据付
消波ブロックは、その名のとおり波を消したり、波高を小さくしたりするために使用されるブロックです。消波ブロックに波が当たると、強制的に渦などの乱流を発生させ、波のエネルギーを低下させる
効果があります。その為、主に港湾においては外郭施設である防波堤に多く使用されます。
また、海水浴場などの海浜では波の静穏度を高めるために離岸堤として設置・使用されます。
離岸堤として消波ブロックを使用した場合、波を消すだけではなく養浜の(砂浜に砂がつきやすくなる)効果もあります。
・型枠組立
消波ブロックは型枠を組んでその中にコンクリートを打設することにより一体型のものとして製作します。
・コンクリート打設・脱枠・転地・養生 → 完成
消波ブロックの製作は型枠組み立て後「 コンクリート打設 → 固化後脱枠 → 転置(場所の移動) → 養生 → 次のブロック製作の為に型枠組み立てに戻る 」の繰り返し作業で行われます。
この様に、同じ型枠が何度も使用されることになります。
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以上を繰り返し行い、完成です。
・洗掘防止マットの敷設
消波ブロック設置箇所は流れが激しくなるため、海底の砂が掘られてしまい、そのままでは消波ブロックが沈下してしまいます。その為、消波ブロックの設置箇所には予め洗掘防止マットを敷設します。
・消波ブロックの据付
消波ブロックの据付は、クレーン付台船を使用して、消波ブロック設置箇所を一つ一つ丁寧に積んでいきます。
完成全景です。
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